東館建替
趣意書
皆様に於かれましては日頃より学園の教育や運営にご理解をいただき、温かいご支援、ご協力を賜りまして誠にありがとうございます。
学校法人桜蔭学園は、1924年(大正13年)、東京女子高等師範学校の同窓会である桜蔭会により設立されました。桜蔭会会員は関東大震災という未曾有の災害を機に女学校創立に向けてその力を集結したのです。爾来97年、本学園では建学の精神である「礼と学び」に基づいて、時代に即した女子教育に努めてまいりました。
この間、戦禍によって校舎の4分の3を失う危機に遭遇しながらも、本学園に愛情とご理解をお示しくださる多くの方々のご支援とご指導をいただきながら、2024年(令和6年)に創立100周年を迎えるに至りました。
この度、創立100周年記念事業として、東館建替を計画いたしました。東館は1970年(昭和45年)に竣工し、普通教室、理科教室、プール、体育館は日々の教育活動の場として大切に活用いたしてまいりました。しかしながら、竣工より半世紀を過ぎ、現代に求められる教育環境として充分とは言えない状況となっております。新東館では普通教室はもとより、理科教室の充実を図ります。また体育館・プール施設を充実させ、教育のICT化も進めてまいります。
これまで学園は、在校生保護者、学園教職員、卒業生の皆様をはじめ、広く学園を支援してくださる多くの方々のご助力をいただいてまいりました。この度の東館建替資金の確保にあたり学園は最大限の努力を惜しまぬ所存ではございますが、その力にはおのずから限りがございます。何卒、以上の趣旨をご理解くださいましてご支援を賜り、下記「募金要項」によりご協力いただきたく、謹んでお願い申し上げます。
令和3年5月吉日
桜蔭学園 理事長 齊藤由紀子
桜蔭学園 PTA会長 村岡美貴子
晁桜会 会 長 関 啓子
桜蔭学園東館建替工事の概要
1.建替工事の内容 桜蔭学園東館建替(普通教室・物理室・化学室・理科講義室・体育館・プール・職員室などを含む)
2.工事期間 令和3年8月~令和5年10月まで
3.総工費 30億円
桜蔭学園東館建替資金募金募集要項
1.募金目的 桜蔭学園東館建替
2.募金対象
(1)本学園の在校生保護者の皆様
(2)本学園の卒業生の皆様
(3)本学園の教職員
(4)この募金の目的にご賛同いただける個人及び法人の皆様
3.募集目標額 2億円
4.募金期間 令和3年5月9日から令和6年3月30日まで
5.募集金額 1口 1万円 なるべく2口以上のご協力をお願いいたします。
6. お申し込み方法
趣旨にご賛同いただきました方は、お申し込みをお願いいたします。
下記の「寄付をされる方はこちら→」内の「寄付フォーム」に必要事項をご入力の上送信してください。本学からご送付しました「寄付申込書」を返信用封筒にて桜蔭学園までお送りいただいても結構です。後日領収書をお送りいたします。「寄付フォーム」をご利用の場合は「寄付申込書」の送付は不要です。
募金方法はクレジットカード決済、銀行振込・ゆうちょ銀行払込からお選びいただけます。下記の「寄付フォーム」に詳細がございますので、ご覧ください。
桜蔭学園東館建替資金募金委員会
委員長 齊藤由紀子 桜蔭学園理事長 校長
委 員 佐々木和枝 同 理事□□□
〃 田中朱美 同 理事□□□
〃 小林和彦 同 理事□□□
〃 小林裕子 同 理事□□□
〃 井上瑞穂 同 理事□□□
〃 村岡美貴子 同 PTA会 長
〃 宮野実穂 同 PTA副会長
〃 長澤明美 同 PTA副会長
〃 寺岡朋子 同 PTA副会長
〃 萩原朋子 同 PTA副会長
〃 関 啓子 晁桜会 会 長□□
〃 原 妃裟子 同 元会長□□
東館新校舎の概要
新東館建物概要
□延べ床面積:約5800㎡
□建築面積:約1200㎡
□構造形式:鉄骨鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)
□規模:地下1階、地上5階建て
桜蔭学園の創立100周年の記念事業として相応しい学園全体の一体感を高める施設です。新東館では玄関ホール前に庇のある空地を設けることで登下校時や授業間の移動に対してより安全となるよう配慮するとともに、来訪者を迎え入れるゲートを演出します。外観は規則的な縦スリットによる規律、協調性のデザインとし、西館外壁と色調、素材を合わせることで学園全体の調和を図ります。各階の構成としては既存東館校舎と同様に地下1階にプール、地上1,2階に普通教室、3階に理科系特別教室、4階に体育館を計画しています。また、新東館では西館と同様に相談コーナーや多目的教室といった生徒の学習環境をより良くするための新たなスペースも計画しています。