講演会

中3・高Ⅰ対象講演会

講演会

6/22の3・4時間目に、中3と高1は太陽物理や宇宙気候学を研究していらっしゃる宮原ひろ子先生をお迎えし、講演会をしていただきました。

先生は太陽が周期的にどのような活動をし、それが地球にどのように影響を与えているかというダイナミックなテーマで研究をしていらっしゃいます。先生のお話が何万年という壮大なスケールに広がって、聞いていてワクワクするとともに、それらの研究が、例えば屋久杉の年輪や南極の氷、またヨーロッパの絵画や江戸時代の日記文学といった、本当に多様なジャンルをまたいで緻密に行われていることに深く感銘を受けました。その視野の広さや柔軟さは、これから自分の進路を考えていく生徒たちにとっても大変印象深く、身の回りにある様々な事象に新鮮な目を向ける良い機会となりました。

中1・中2対象講演会

講演会

中1・2対象講演会では歴史学者の大石学先生をお招きし、「歴史のなかの女性-『篤姫』の物語」というテーマでご講演いただきました。大石先生はかつて桜蔭で講師として教鞭をとられたこともあり、学園にとってもご縁のある先生です。大石先生は数多くの映画やドラマ、特にNHK大河ドラマで数多くの作品の時代考証を手がけられており、今回は『篤姫』を題材にストーリーの展開を追いつつ、時代考証の工夫や史実との関係を交えながら、江戸時代の社会を様々な視点から紹介してくださいました。講演会では作品の中でテーマとなった「役割」「家族」という言葉から、江戸時代の身分制度として広く知られる士農工商という言葉も、上下関係を伴う身分制度ではなく、個人や家の立場で果たすべき役割を示す言葉であった、とのご指摘があり、印象的でした。篤姫や多くの幕末の政治家や武士たちが己の「役割」や「天命」を見つめ、ひたむきに生き抜いた姿から、生徒たちへも将来に向けて自分の役割を考えてみてほしい、というメッセージをいただきました。

 

高2・高3対象講演会

講演会

京都妙心寺退蔵院副住職である松山大耕先生をお招きし、「AI時代の道しるべ~薄幸の時代を生きる仏教の智慧~」という題でご講演いただきました。「コスパ」や「タイパ」を追い求め、異なる領域のものがひとまとめに比較される「超比較社会」で生きる私たちが、どのようにして「より良く」生きていくのか。先生のご経験と、その中で学び見出した「仏教の智慧」をお話しいただきました。先生の貴重なお話に聞き入り、質疑応答では活発に質問する姿が見られました。生徒は、今回のご講演を受け、自身の生き方や考え方を見直すきっかけを得たようです。

東京科学大学 医療・看護学セミナー

講演会高大連携

例年、夏に東京科学大学医学部へ伺い、高大連携プログラムを実施していますが、今回初めて、東京科学大学の先生方をお招きし、2/14(土)に学内にて医療・看護学セミナーを開きました。
当日は、中3~高Ⅱの希望者14名が参加し、熱心に講義の内容に耳を傾ける姿が見られました。
後半では、前半の講義で伺った「東京科学大学が養成したい人材について」、「超高齢社会における医療課題について医療・医療行政の立場から」、「医療課題を解決するための看護学の専門知識を活かした研究について」の内容をふまえ、「20 年後の社会で生きることを想像したとき、ヘルスケア全般(医療・看護)の観点から、 自分たちが大学生になったらやりたいこと」というテーマについて、学年を超えたグループで話し合い、自分たちの考えを共有しました。講義を伺って知ったことや、考えたことが生かされた、良い学びあいの場が持てたようです。

ご講演いただいた先生方
秋田恵一先生(医学部長/臨床解剖学教授)
鈴木里彩先生(2007年桜蔭卒、2013年東京医科歯科大学医学部医学科卒、
総合診療科 非常勤講師/厚生労働省医系技官)
福井小紀子先生(1988 年桜蔭卒、1992 年東京大学医学部保健学科卒、
保健衛生学研究科長/在宅・緩和ケア看護学分野教授)
山口久美子先生
(1994年桜蔭卒、2000年東京医科歯科大学医学部医学科卒、
ヘルスケア教育機構准教授)

新潟大学医学部 公開講義

講演会高大連携

新潟大学医学部より岡崎史子教授をお招きして、「Advanced Care Planning(人生会議)を考える」というタイトルでご講演いただきました。当日は中3~高Ⅲの希望者47名が参加しました。

 

「人生会議」という言葉を身近に感じたことのない生徒も多かったかもしれませんが、今回の講義を通じて、その重要性に気付かされたようです。講義内で行った「もしバナゲーム」は非常に盛り上がり、学年を超えて活発に意見交換する様子が見られました。

中3・高1対象講演会

講演会

12月5日(金) 作家の髙樹のぶ子先生にご講演いただきました。

先生が上梓なさった小説に因み小野小町や在原業平に様々に触れつつ、平安時代の人々の心を、言葉や文学を中心にお話しくださいました。文法や古典辞書に囚われない古典文学の世界に遊び、形を変えながら脈々と繋がって受け継いできた日本の心に思いを馳せる、豊かな時間を過ごすことができました。

京都大学工学部 出張講義『自然から学び人工蜘蛛糸を作る~バイオと工学の融合例~』

講演会高大連携

去る11月1日(土)に京都大学工学部の先生方をお招きしての特別講義が行われ、中学2年生から高校2年生までの希望者24名が参加しました。大学の概要や研究に取り組みやすい雰囲気について、そして工学部の入試、特に新設される女性募集枠に関するご説明の後、現役の大学院生より京都での学生生活や研究生活についてお話をしていただきました。歳の近い先輩から学生生活について伺う機会はあまりないので、このような機会は大変貴重なものです。

メインの講義は沼田圭司教授(工学部・工学研究科)による『自然から学び人工蜘蛛糸を作る~バイオと工学の融合例~』です。自然界にある物質を解明し、実用化につなげていく研究についてわかりやすくお話をしていただきました。終了後には生徒の質問の列が途絶えず、自身の将来と向き合う姿勢や知的好奇心の強さに驚かされました。このような積み重ねが、日々の学習から将来の展望へ向かう動機へとつながっていくことでしょう。

中1・2対象講演会

講演会

6月10日(火)5・6時間目に、筑波大学・国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)機構長・教授柳沢正史先生をお招きし、人生の3分の1を占める睡眠について講演をしていただきました。中1・中2対象講演会の予定でしたが、ぜひ全校生徒にと、上級生は教室中継の形で在校生全員がお話をうかがいました。IIISのコアグループ主任研究者に本校の卒業生がお二人いらっしゃるとうかがって生徒たちは一気に睡眠の謎の世界に引き込まれました。

「昼間の眠気は「異常」です」という言葉を皮切りに、睡眠不足が洞察力、学業成績、企業の業績、疾病、免疫、と様々な分野に悪影響を与えることや、眠らないと記憶を司る海馬の灰白質の容積が増えないことを教わりました。「睡眠不足は利他的行動を抑制する-つまり、寝不足だと嫌な奴になる」というデータには生徒たちからも大きな声が上がりました。

睡眠についてまだわかっていないことや、睡眠に関わる遺伝子のこと、本人は十分に寝たと思っていても実際には寝不足のケースもあるし逆に本人は不眠症だと思っていても実際には十分眠っているケースもあって、本人の感覚と客観的なデータが全く違う場合もあるということなど、「研究」という世界の面白さもたくさん教わりました。

中学生に必要な標準睡眠時間は9時間15分程度、高校生は8時間15分程度だそうです。自分にとって必要な睡眠時間を知る方法も教わりました。教室に帰る生徒たちは口々に自分の睡眠時間について話していました。ひとりひとりが自分のために今日から十分な長さの睡眠を取りましょう。

カリフォルニア大学バークレー校・東京大学 鎌田雄一郎先生 特別講義『社会問題を、数学で解決(?)〜ゲーム理論への招待〜』

講演会高大連携

去る3月14日(金)、東京大学経済学部のご厚意により、カリフォルニア大学バークレー校教授・東京大学大学院経済学研究科グローバル・フェローの鎌田雄一郎先生をお招きし、桜蔭生を対象とした特別講義をしていただきました。

当日は、中学2年生~高校2年生の希望者60名ほどが参加し、具体的な例を用いてゲーム理論の基本的な考え方を教えていただきました。生徒たちは、数学の授業で学んだ内容を利用して様々な内容を説明できることに感動している様子でした。

また、ご自身の経歴や、海外での活動についてもお話しいただき、生徒たちは改めて自分の進路を考えるヒントを得たようです。

防災講演会

講演会

11月13日(水)5限に新講堂で防災講演会を行いました。自衛隊の台東出張所から野川昌利所長、近藤昌典主任広報官に来ていただき、自衛隊の災害時の救援活動の様子や、いざ災害にあったときの対応の仕方など教えていただき学びを深めました。講演後は、タタメットズキンをかぶったり、避難経路を確認したりと防災意識の向上に努めました。