トピックス

順天堂大学医学部 大学訪問・特別講義2024

外部講習会参加高大連携

先月に引き続き順天堂大学との高大連携企画として、高Ⅲ~中3の40名で順天堂大学お茶の水キャンパスにうかがい、特別講演の受講や医療実技体験をさせていただきました。

まずは総合診療科教授の内藤俊夫先生による特別講演。地下鉄サリン事件や東日本大震災などの最前線での先生のご経験をベースとした貴重なお話を聞かせていただきました。続いては本校卒業生でもある吉原渚先生より、ご自身の中高時代のことから医師としてのキャリアについて、また皮膚科医の現状など、こちらも様々な角度からの医療に関する貴重なお話を伺いました。その後、大学内にあるメディカルテクノロジー&シミュレーションセンターに移動し、気管挿管トレーナーや腹腔鏡VRシミュレータなどを実際に使用した医療体験に参加させていただきました。生徒たちは難しさを感じながらも、医療の現場をわずかながらに実感することができたようで、非常に有意義な体験となりました。最後に本校のOGで、順天堂大学在学中の学生と交流の場を設けていただきました。大学での授業の内容や、寮生活についてなど、身近な話題を中心に、楽しそうな会話が見られました。

二回のプログラムを通し、生徒たちは医療現場に対する意識や、医師という職業に対する思いを強くしたようです。引き続き、このような高大連携企画を実現していきたいと考えています。

高校球技大会

イベント

令和6年度より、1学期末に各学年で行われていたバレーボ―ル大会が、高校3学年で行う「高校バレーボ―ル大会」となりました。
午前と午後、1体と2体を使って2試合戦い、その結果からクラス優勝、学年優勝、15クラスの総合優勝を決める大会です。
他学年との対戦とあって、学年別の応援やクラス別の応援で盛り上がりました。
初年度のクラス優勝はC組、学年優勝は高等学校Ⅲ年生、総合優勝は高等学校Ⅲ年B組でした。
各クラス、各学年の絆が深まりました。

中1・2対象講演会

講演会

6月25日(木)3・4時間目に、ダチョウ博士こと京都府立大学の塚本康浩学長をお招きし、中1・2を対象とした講演をしていただきました。塚本先生はダチョウの卵から抗体を取り出す研究をしていらっしゃいます。大昔からほとんど進化をせず、驚異の免疫力を誇るダチョウ。その免疫力を生かして、先生は様々な病気への抗体を安価に作り出すことに成功し、先生の研究は昨今大変注目を浴びています。塚本先生の軽妙な語り口や面白くてかわいいダチョウの映像に笑い声をあげ、また大学での研究の様子や、抗体を作るメカニズムを真剣にうかがい、生徒たちにとって実りある2時間となりました。「好き」の気持ちを社会に役立てていく先生の生き方に多くの生徒が強く感銘を受けました。

 

新潟大学医学部 出張講義2024

講演会高大連携

昨年に引き続き新潟大学医学部より平島正則教授をお招きし、中3以上の希望者を対象とした公開講義を行いました。

「リンパ管の発生と胎児の項部浮腫」というタイトルで、問題などを交えながら分かりやすくお話しいただきました。2年続けて参加した生徒も複数おり、医学の奥深さや面白さに魅力を感じたようです。

終了後には、質問の列ができるなど、生徒にとって有意義な時間となりました。

高校2年3年対象講演会

講演会

独立研究者の森田真生先生にご講演いただきました。
この日は気持ちのよい晴天で、その空の青さからお話ははじまりました。思考が大気へ土へと広がり、この地球という星の素晴らしさが次々と解き明かされていくことに目を輝かせる生徒たち。「ただ呼吸をしているだけでも大気の組成に一役買っているように、生きていくことは他の生物が生きる場所づくりになっている」「同じことを繰り返し積み重ねることが大きな変化を生む、生命の変化の力を信じていい」「遅延がいっぱいあったほうがいい」たくさんのことを学び、どんどん成長して、もっともっと遠い場所を目指していかねばならない、と、ときに不安になりますが、講演が進むにつれ、どんなに願っても辿り着けない本当に素晴らしい場所に、私たちはすでにいるのかもしれない、と、生まれてくることができて本当によかったと、そのように思わせてくださいました。
ご講演が終わっても興奮冷めやらぬ生徒たちですが、これからの人生において、折に触れ先生のお言葉一つひとつを思い出すことと思います。

順天堂大学医学部 出張授業2024

講演会高大連携

順天堂大学医学部の小倉加奈子先生と發知詩織先生にご来校いただき、高大連携企画を実施しました。MEdit Labを主催されているお二人の先生方による工夫の凝らされた授業を生徒達は特別に体験することができました。

人体病理病態学講座教授の小倉先生による病理医に関する授業がはじまると、すぐに生徒達はお話に引き込まれ、熱心に聞き入り、メモを取り、また、積極的に発言をする様子が見られました。続いて發知先生の説明でオリジナルのカードゲーム「バナオーマ」が始まります。これはバナナの写真のカードを「食べるには早いもの」「食べ頃」「熟れ過ぎ」と判別して並べるというゲームです。そして本物のバナナを観察し、班で相談して熟れ具合の基準を決るというワークへ。生徒達は学年を超えて大変な盛り上がりを見せました。最後には先生方やお手伝いくださった医大生へ、質問する時間を設けていただきました。受験のことや大学生活のことなど聞きたいことは尽きません。あっという間の2時間半となりました。生徒達は大満足の様子。

次回は7月に大学へお邪魔して特別講演や実技体験の予定です。

中3・高1対象講演会

講演会

2024年6月7日(金)中3・高Ⅰを対象に、歴史社会学・ドイツ現代史がご専門の田野大輔先生をお招きし、「ナチズムを通して考える歴史への向き合い方」という題でご講演いただきました。生徒は皆、先生のユーモア溢れるお話に聞き入り、質疑応答では活発に手が上がりました。本講演を受けて、生徒一人一人が「歴史を学ぶ意味」を改めて考えたことと思います。

 

体育大会

イベント

5月25日(土)ひばりヶ丘運動場にて体育大会が行われました。午前の部は中学生、午後の部は高校生でした。得点は中学生から高校生へと引き継がれます。徒競走や縄跳び、ボールなどを使った競技以外にも、伝統のダンス「マヅルカ」を中3が、「みのり」を高校3年生が集大成として踊りました。生徒たちが考える新競技も行われました。

 

創立100周年記念式典

イベント

東京国際フォーラムにて、桜蔭学園創立100周年記念式典が行われました。 

 

第1部では、校長先生の式辞に続き、桜蔭会会長、PTA会長よりご祝辞をいただきました。そして、生徒代表(高校3年生)がお祝いの言葉を述べました。 

第2部では、ソプラノ歌手の佐藤美枝子様、ピアノ伴奏に浅野菜生子様をお招きして100周年記念コンサートが行われました。 

第3部では、ダンス部、合唱部の生徒による発表が行われ、式典に花を添えてくれました。最後に、ご来賓、生徒、保護者、教職員など、参列者全員で校歌を斉唱しました。 

 

100周年の名にふさわしい、厳粛でなごやかな式典となりました。 

天文気象部3月観望会

部活動

3月15日、今年度最後の観望会を行いました。

日の入り後の西の空には細い月がおうし座のすばる(プレアデス星団)に接近し、近くに木星も輝いていました。また、冬の星座も多く見られました。

多くの生徒が望遠鏡の操作を練習し、自信を深めることもできました。