外部講習会参加

能楽鑑賞教室

外部講習会参加

高校2年生全員で、国立能楽堂で行われた「能楽鑑賞教室」に参加しました。 狂言方の奥津健太郎さんによる解説「能楽の楽しみ」の中では、本校の生徒1名を含む4名が舞台に上がり、狂言の型を教わりました。のこぎりで切る所作、お酒を飲む所作など、一生懸命に演じていました。 狂言「清水」は、太郎冠者が野中の清水で鬼が出たと嘘をつき、主人の前で鬼のふりをします。「何でも言うことを聞くから命を助けてほしい」という主人に対し、「太郎冠者を大切にせよ」などと要求する部分では、笑いが起きました。 能「葵上」になると、笛、小鼓、太鼓、地謡が入り、一気に賑やかになりました。後妻打ちをせずにはいられない六条御息所の苦しみを描く前半、呼ばれて参上した横川の僧都の祈祷によって御息所が成仏得脱の身となる後半と、見応えのある舞台でした。(記載:高校2学年)

歌舞伎鑑賞教室

外部講習会参加

高校1年生全員で、国立劇場で行われた「歌舞伎鑑賞教室」に参加しました。
第一部「歌舞伎のみかた」では、坂東巳之助さんが歌舞伎の基本はもちろん、振りが歌詞と響き合う舞踊作品の見所など、実演を交え舞台の隅々までお話くださいました。その巧みなお話ぶりに生徒たちは目を輝かせていました。
第二部では『連獅子』を鑑賞しました。中村又五郎さん、歌昇さん親子による連れ舞にうっとりしているところへ蝶がふわりふわり。入れ替わりに登場した二人の僧のコミカルな口論には思わず笑いが起こります。荘重な音楽と美しい牡丹を背景に再び又五郎・歌昇親子が、今度は獅子の精となってあらわれるとその勇壮な毛振りに圧倒され、身をのり出さんばかりに見入っていました。谷へ突き落し絶望しながらも子を思う親獅子、健気に親を慕って駆け上がろうとする仔獅子、どちらに共感して観ていたのか興味のあるところです。(記載:高校1学年)