高大連携

東京医科歯科大学・高大連携プログラム2024

外部講習会参加高大連携

8月28日(水)の午後、東京科学大学への統合を間近に控えた東京医科歯科大学にて、中学2年から高校3年までの約60名が高大連携プログラムに参加しました。

最初に田中雄二郎学長のお話から始まり、歯学部の戸原玄先生、本校卒業生で整形外科医の杉浦沙羅先生、本校卒業生で博士課程(MD-PhDコース)に在学中の鈴川礼奈さんによる教育・研究・臨床の各分野の紹介がありました。その後、在学中の本校卒業生が13名も駆けつけてくださり、1対5という少人数のグループで懇談を行いました。最後に、各種シミュレーターがあるスキルスラボを見学させていただきました。

司会・進行をしてくださった本校卒業生の山口久美子先生による「将来どのような職業に就くとしても、自分で考えることを忘れないでください」という言葉を、生徒たちはしっかりと受け止めてくれたことでしょう。

順天堂大学医学部 大学訪問・特別講義2024

外部講習会参加高大連携

先月に引き続き順天堂大学との高大連携企画として、高Ⅲ~中3の40名で順天堂大学お茶の水キャンパスにうかがい、特別講演の受講や医療実技体験をさせていただきました。

まずは総合診療科教授の内藤俊夫先生による特別講演。地下鉄サリン事件や東日本大震災などの最前線での先生のご経験をベースとした貴重なお話を聞かせていただきました。続いては本校卒業生でもある吉原渚先生より、ご自身の中高時代のことから医師としてのキャリアについて、また皮膚科医の現状など、こちらも様々な角度からの医療に関する貴重なお話を伺いました。その後、大学内にあるメディカルテクノロジー&シミュレーションセンターに移動し、気管挿管トレーナーや腹腔鏡VRシミュレータなどを実際に使用した医療体験に参加させていただきました。生徒たちは難しさを感じながらも、医療の現場をわずかながらに実感することができたようで、非常に有意義な体験となりました。最後に本校のOGで、順天堂大学在学中の学生と交流の場を設けていただきました。大学での授業の内容や、寮生活についてなど、身近な話題を中心に、楽しそうな会話が見られました。

二回のプログラムを通し、生徒たちは医療現場に対する意識や、医師という職業に対する思いを強くしたようです。引き続き、このような高大連携企画を実現していきたいと考えています。

新潟大学医学部 出張講義2024

講演会高大連携

昨年に引き続き新潟大学医学部より平島正則教授をお招きし、中3以上の希望者を対象とした公開講義を行いました。

「リンパ管の発生と胎児の項部浮腫」というタイトルで、問題などを交えながら分かりやすくお話しいただきました。2年続けて参加した生徒も複数おり、医学の奥深さや面白さに魅力を感じたようです。

終了後には、質問の列ができるなど、生徒にとって有意義な時間となりました。

順天堂大学医学部 出張授業2024

講演会高大連携

順天堂大学医学部の小倉加奈子先生と發知詩織先生にご来校いただき、高大連携企画を実施しました。MEdit Labを主催されているお二人の先生方による工夫の凝らされた授業を生徒達は特別に体験することができました。

人体病理病態学講座教授の小倉先生による病理医に関する授業がはじまると、すぐに生徒達はお話に引き込まれ、熱心に聞き入り、メモを取り、また、積極的に発言をする様子が見られました。続いて發知先生の説明でオリジナルのカードゲーム「バナオーマ」が始まります。これはバナナの写真のカードを「食べるには早いもの」「食べ頃」「熟れ過ぎ」と判別して並べるというゲームです。そして本物のバナナを観察し、班で相談して熟れ具合の基準を決るというワークへ。生徒達は学年を超えて大変な盛り上がりを見せました。最後には先生方やお手伝いくださった医大生へ、質問する時間を設けていただきました。受験のことや大学生活のことなど聞きたいことは尽きません。あっという間の2時間半となりました。生徒達は大満足の様子。

次回は7月に大学へお邪魔して特別講演や実技体験の予定です。

京都大学・稲盛財団合同『京都賞シンポジウム』参加

外部講習会参加高大連携

丸の内で行われた京都大学・稲盛財団合同『京都賞シンポジウム~材料科学がひもとく未来の姿~』に、高校3年生11名、1年生3名の希望者14名で参加しました。講義は、

  • 木本恒暢先生(工学研究科教授)  『社会を変える究極の省エネ半導体』
  • 小野輝男先生(化学研究所教授)  『量子情報社会を支えるスピントロニクス』
  • 矢野浩之先生(生存圏研究所教授)『未来のクルマは植物で作る』

の3本で、工学、理学、農学という異なる立場から興味深いお話を聞くことができました。どの講義も難しい内容だったにも関わらず、専門的な知識がなくても聞きやすい引き込まれるものでした。地道な研究の大切さ、実験を繰り返すことの大変さ、ときには予期しない偶然によって素晴らしい結果が出ること、とはいえ偶然とは積み重ねられた経験の上に出るべくして出るものであることなど、研究とはどういうことなのか、心に深く刻まれるお話ばかりでした。

講演後にはサイエンスライター吉成真由美氏の司会でパネルディスカッションが行われ、講師の先生方の伝えたかったことがクローズアップされた素敵なイベントとなりました。先生方が基礎知識の重要性を強調されていたことが強く印象に残っています。サイエンスライターならではの素敵なお話にも多くの生徒が惹き込まれ、終了後に質問の行列を作っていました。

講義の内容は当イベントのホームページから視聴することができます。興味がある方はぜひ御覧になってください。

『一日東工大生』参加

外部講習会参加高大連携

去る11月19日(日)、高校2年生、高校1年生の希望者15名が東京工業大学との高大連携企画『一日東工大生』に参加しました。本校卒業生である関口仁子先生(理学院教授)による模擬講義や岩附信行先生(副学長・工学院教授)による実習のほか、昼食をいただきながら東工大生に通う先輩方とお話をする時間もあり、丸一日かけて大学での学びを体験しました。生徒たちは難しい内容の模擬講義に熱心に聞き入り、積極的に質問をし、また、実習では実際に手を動かし、作業に取り組んで盛り上がる様子がみられました。

また、東工大のキャンパスには女性専用のリフレッシュルームが新設されたとのことで、優秀な女子学生の獲得や多様性への対応に本気で取り組む大学の姿勢も肌で感じることができました。

視野を広げ自分が大学で学ぶイメージを積み上げていく、貴重な経験となったことと思います。

順天堂大学と高大連携に関する協定を締結

イベント高大連携

令和5年8月28日、順天堂大学(東京都文京区)新井一学長と桜蔭高等学校齊藤由紀子校長は、高大連携に関する協定を締結しました。相互の教育に係る交流・連携を通じ、高等教育及び大学教育の活性化を図ることを目的としています。順天堂大学の先生方による出張授業の実施や先生・学生と、桜蔭高校の生徒との交流などが計画されることになります。

東京医科歯科大学・高大連携プログラム

外部講習会参加高大連携

東京医科歯科大学・高大連携プログラム」に高校2・3年の希望者が参加しました。「医学を学ぶとはどういうことか」というお話から始まり、教育・研究・臨床の各分野の紹介、在学・在勤中の卒業生との懇談、構内見学と、たいへん充実したプログラムでした。医学によりどのような社会を実現したいのか、という問いの大切さを伺い、生徒たちは生き方や進路についてたくさんのヒントをいただいた様子でした。

順天堂大学 女子高校生のためのキャリアガイダンスプログラム ~女性医師の活躍とキャリアを知ってもらうために~

外部講習会参加高大連携

順天堂大学において、高校1・2年生を対象に本校の卒業生によるキャリガイダンスプログラムが実施されました。

最初にダイバーシティ推進センターの平澤恵理副センター長から「医学部卒業後の流れ」「大学医療人としての楽しさ」をうかがいました。

続いて7名の卒業生が、「ダイバーシティ推進センターの仕事とは」、「臨床+研究・教育を行う機関である大学病院での働き方」、「大学院で学びながら働くということ」、「産婦人科医の仕事と生活」、「基礎研究の仕事での働き方」、「基礎研究のやりがいや魅力について」、「フリーランスの医師の仕事について」などのテーマで、それぞれの仕事の魅力、ライフイベントなどで生じる仕事の大変な部分をどう乗り越えてきたかなどを生き生きと紹介してくださいました。

卒業生の先輩を囲んだフリートークでは、様々な質問に丁寧に答えていただきました。

最後に希望者に研究室の見学もさせていただき、充実したプログラムを終了しました。

参加した生徒たちは、キャリアに対する考えを深め、大きな刺激を受けたようです。

 

新潟大学医学部 出張講義2023

講演会高大連携

新潟大学のご厚意により、医学部薬理学 平島正則教授をお招きし、高Ⅲ~中3の希望者を対象とした講義『リンパ管の発生と病態』を行い、60名ほどの生徒が受講しました。平島先生の研究内容や大学での講義について、様々な資料を用いながら分かりやすくお話しいただきました。基礎医学研究的思考が体験できるような問いかけもあり、生徒たちは「思考力」の重要さを実感したようです。

講義終了後には、多くの質問が寄せられ、非常に有意義な時間となりました。