高大連携

順天堂大学医学部 出張授業2024

講演会高大連携

順天堂大学医学部の小倉加奈子先生と發知詩織先生にご来校いただき、高大連携企画を実施しました。MEdit Labを主催されているお二人の先生方による工夫の凝らされた授業を生徒達は特別に体験することができました。

人体病理病態学講座教授の小倉先生による病理医に関する授業がはじまると、すぐに生徒達はお話に引き込まれ、熱心に聞き入り、メモを取り、また、積極的に発言をする様子が見られました。続いて發知先生の説明でオリジナルのカードゲーム「バナオーマ」が始まります。これはバナナの写真のカードを「食べるには早いもの」「食べ頃」「熟れ過ぎ」と判別して並べるというゲームです。そして本物のバナナを観察し、班で相談して熟れ具合の基準を決るというワークへ。生徒達は学年を超えて大変な盛り上がりを見せました。最後には先生方やお手伝いくださった医大生へ、質問する時間を設けていただきました。受験のことや大学生活のことなど聞きたいことは尽きません。あっという間の2時間半となりました。生徒達は大満足の様子。

次回は7月に大学へお邪魔して特別講演や実技体験の予定です。

京都大学・稲盛財団合同『京都賞シンポジウム』参加

外部講習会参加高大連携

丸の内で行われた京都大学・稲盛財団合同『京都賞シンポジウム~材料科学がひもとく未来の姿~』に、高校3年生11名、1年生3名の希望者14名で参加しました。講義は、

  • 木本恒暢先生(工学研究科教授)  『社会を変える究極の省エネ半導体』
  • 小野輝男先生(化学研究所教授)  『量子情報社会を支えるスピントロニクス』
  • 矢野浩之先生(生存圏研究所教授)『未来のクルマは植物で作る』

の3本で、工学、理学、農学という異なる立場から興味深いお話を聞くことができました。どの講義も難しい内容だったにも関わらず、専門的な知識がなくても聞きやすい引き込まれるものでした。地道な研究の大切さ、実験を繰り返すことの大変さ、ときには予期しない偶然によって素晴らしい結果が出ること、とはいえ偶然とは積み重ねられた経験の上に出るべくして出るものであることなど、研究とはどういうことなのか、心に深く刻まれるお話ばかりでした。

講演後にはサイエンスライター吉成真由美氏の司会でパネルディスカッションが行われ、講師の先生方の伝えたかったことがクローズアップされた素敵なイベントとなりました。先生方が基礎知識の重要性を強調されていたことが強く印象に残っています。サイエンスライターならではの素敵なお話にも多くの生徒が惹き込まれ、終了後に質問の行列を作っていました。

講義の内容は当イベントのホームページから視聴することができます。興味がある方はぜひ御覧になってください。

『一日東工大生』参加

外部講習会参加高大連携

去る11月19日(日)、高校2年生、高校1年生の希望者15名が東京工業大学との高大連携企画『一日東工大生』に参加しました。本校卒業生である関口仁子先生(理学院教授)による模擬講義や岩附信行先生(副学長・工学院教授)による実習のほか、昼食をいただきながら東工大生に通う先輩方とお話をする時間もあり、丸一日かけて大学での学びを体験しました。生徒たちは難しい内容の模擬講義に熱心に聞き入り、積極的に質問をし、また、実習では実際に手を動かし、作業に取り組んで盛り上がる様子がみられました。

また、東工大のキャンパスには女性専用のリフレッシュルームが新設されたとのことで、優秀な女子学生の獲得や多様性への対応に本気で取り組む大学の姿勢も肌で感じることができました。

視野を広げ自分が大学で学ぶイメージを積み上げていく、貴重な経験となったことと思います。

順天堂大学と高大連携に関する協定を締結

イベント高大連携

令和5年8月28日、順天堂大学(東京都文京区)新井一学長と桜蔭高等学校齊藤由紀子校長は、高大連携に関する協定を締結しました。相互の教育に係る交流・連携を通じ、高等教育及び大学教育の活性化を図ることを目的としています。順天堂大学の先生方による出張授業の実施や先生・学生と、桜蔭高校の生徒との交流などが計画されることになります。

東京医科歯科大学・高大連携プログラム

外部講習会参加高大連携

東京医科歯科大学・高大連携プログラム」に高校2・3年の希望者が参加しました。「医学を学ぶとはどういうことか」というお話から始まり、教育・研究・臨床の各分野の紹介、在学・在勤中の卒業生との懇談、構内見学と、たいへん充実したプログラムでした。医学によりどのような社会を実現したいのか、という問いの大切さを伺い、生徒たちは生き方や進路についてたくさんのヒントをいただいた様子でした。

順天堂大学 女子高校生のためのキャリアガイダンスプログラム ~女性医師の活躍とキャリアを知ってもらうために~

外部講習会参加高大連携

順天堂大学において、高校1・2年生を対象に本校の卒業生によるキャリガイダンスプログラムが実施されました。

最初にダイバーシティ推進センターの平澤恵理副センター長から「医学部卒業後の流れ」「大学医療人としての楽しさ」をうかがいました。

続いて7名の卒業生が、「ダイバーシティ推進センターの仕事とは」、「臨床+研究・教育を行う機関である大学病院での働き方」、「大学院で学びながら働くということ」、「産婦人科医の仕事と生活」、「基礎研究の仕事での働き方」、「基礎研究のやりがいや魅力について」、「フリーランスの医師の仕事について」などのテーマで、それぞれの仕事の魅力、ライフイベントなどで生じる仕事の大変な部分をどう乗り越えてきたかなどを生き生きと紹介してくださいました。

卒業生の先輩を囲んだフリートークでは、様々な質問に丁寧に答えていただきました。

最後に希望者に研究室の見学もさせていただき、充実したプログラムを終了しました。

参加した生徒たちは、キャリアに対する考えを深め、大きな刺激を受けたようです。

 

新潟大学医学部 出張講義2023

講演会高大連携

新潟大学のご厚意により、医学部薬理学 平島正則教授をお招きし、高Ⅲ~中3の希望者を対象とした講義『リンパ管の発生と病態』を行い、60名ほどの生徒が受講しました。平島先生の研究内容や大学での講義について、様々な資料を用いながら分かりやすくお話しいただきました。基礎医学研究的思考が体験できるような問いかけもあり、生徒たちは「思考力」の重要さを実感したようです。

講義終了後には、多くの質問が寄せられ、非常に有意義な時間となりました。

京都大学・稲盛財団合同『京都賞シンポジウム』参加

外部講習会参加高大連携

丸の内で行われた京都大学・稲盛財団合同『京都賞シンポジウム~数理が見る世界~』に、高校1年生7名が参加しました。講義は、

  • 平岡裕章先生(高等研究院高等研究センター長) 『トポロジーが記述するビッグデータのかたち』
  • 望月拓郎先生(数理解析研究所教授)      『コホモロジー理論の広がり』
  • 小谷元子先生(東北大学理事・副学長)     『ミクロとマクロをつなぐ数学「離散幾何解析」』

の3本でした。難しい内容でしたが、生徒達は熱心に聞き入り、興味を深めている様子が見られました。進路に直結する内容ではなかったとしても、各々が知識の幅を広げられる貴重な機会となりました。

 

講義の内容は当イベントのホームページから視聴することができます。興味がある方はぜひ御覧になってください。

『一日東工大生』参加

外部講習会参加高大連携

東京工業大学よりご招待を受け、高1~3の8名で11月13日(日)に『一日東工大生』に参加してきました。首都圏16校の女子生徒100名近くが参加し、斎尾直子先生(環境社会理⼯学院准教授)による講義「都市の縮図としての⼤学キャンパス空間︓計画とマネジメント」に始まり、本校卒業生との懇談、岩附信⾏先⽣(工学院教授)による実習「⾶び出せ⼯学君︕〜2⾜歩⾏ロボットの脚機構を創る︕」と、充実したプログラムが用意され、大学生のような一日を過ごすことができました。

生徒達にとって、わずかながら大学進学後の生活をイメージする助けとなったのではないでしょうか。

東京工業大学 星野准教授 オンライン講義

講演会高大連携

東京工業大学のご厚意により、中学3年生以上の希望者を対象に、東京工業大学 生命理工学院 准教授の星野歩子先生に『がんの転移先を決めるナノサイズメッセンジャー』というタイトルで講義をしていただきました。状況を鑑み、普通教室においてオンラインでの拝聴としました。

 

ご自身での学生時代の体験から現在の進路を選択するまでのお話や、アメリカの大学での研究と最新の研究成果についてのお話がありました。がんの転移のメカニズムや、先生が実現させたい医療の未来について、専門的な内容を例え話を交えながら中高生にも分かりやすくお話しいただきました。また、アメリカの大学の先生のもとで学ぶために、4年間連絡を取り続けたお話など、チャンスを掴みに行く大切さは、生徒の心にも深く刺さったようです。先生のエネルギーを生徒たちも受け止め、講義の最後には多くの質問がありました。