中3・高1対象講演会
講演会
講演会
講演会
2月20日(火)1,2時間目に、高Ⅱ対象の「世界脳週間講演会」を行いました。
今年度は、東京都医学総合研究所から、2名の女性研究者の方がいらしてくださいました。
桜蔭の卒業生でもある丸山千秋先生は「胎児期の脳形成に重要なニューロンに関わる研究」について、夏堀晃世先生は「睡眠覚醒に伴う脳のエネルギー代謝変動と調節機構について」お話をしてくださいました。
また、脳研究に携わることになった経緯や、女性が研究を続けることについてもお話しいただきました。
生徒の知的好奇心を刺激する素晴らしい内容だったため、講演終了後は、先生方に質問をしたい生徒が列をなすほどでした。
講演会
NPO法人フローレンス会長、駒崎弘樹先生をお招きしました。
子育てで仕事を失いキャリアを中断せざるを得ない母親たちのために病児保育や「おうち保育園」を開始したご経験から、わたしたちひとりひとりが社会の中の困った制度に目を向けて、社会のルールを変えてゆく過程についてお話しいただきました。
壇上から降りて生徒の目線に立ちお話しくださる先生に、生徒達も一心に聞き入り、驚いたり納得したり笑い声を上げたりと意義深い時間を過ごしました。
会の後半には、政治・家事労働・経営・入試など今なお日本社会に根強く残る女性差別について生徒同士で討論を行い、発表する時間をいただきました。女子校を卒業し、これから社会に出ることを意識し始めた高Ⅱ・高Ⅲにとって自分たちの生きる社会に目を向けるきっかけとなるとともに、自分たちが社会のためにできることを考えるよい機会となりました。
講演会
中学1・2年生は、6月22日(木)3・4時間目に、作家の平野啓一郎先生をお迎えし、「『私たち』を生きる」というタイトルで講演をしていただきました。
私たちはそれぞれが唯一絶対の人格を持つのではなく、人との関係の中でいくつもの「私」を持っているという平野先生のお考えは、今まさに人間関係をどんどん広げている生徒達にとって良い気付きとなり、先生のお考えをもとに生徒たちはそれぞれが自分自身を振り返り、「自分」の理解を深めたようでした。
先生の気さくなお人柄に触れ、質疑応答の時間には多くの手が挙がりました。自分自身や、自分がこれからどのように生きていくかを考える、とても有意義な2時間となりました。
講演会
高校1年生を対象に、キャリア教育の一環として卒業生による講演会が開催されました。
年齢も職種も様々な卒業生7名に来ていただきました。講堂にてそれぞれのお仕事の紹介を簡単にしていただいた後、各教室に分かれて、より詳細な内容をお話しいただきました。
生徒たちは、自分の興味ある分野で活躍している卒業生の話を熱心に聞き、活発な質疑応答も行われました。これから先の職業選択において、大きな刺激になったようでした。
講演会高大連携
講演会
内閣人事局による「国家公務員の出身高等学校への派遣事業」の一環として、高校1年生の希望者を対象に、卒業生2名による講演会を開催しました。
国家公務員ならではの仕事内容や志望した経緯、高校生活についてなど、貴重なお話を伺い、これからの進路選択に向けて生徒は大きな刺激を受けたようです。
講演会
作家の小川洋子先生に「文学の喜び」というタイトルでご講演いただきました。
小川先生のご提案で、生徒数名も壇上に上がり、それぞれ読んだ作品の感想や本を読むこと自体に対する思い、疑問など自由に発言し、会場の生徒からもたくさん質問の手が挙がりました。物語が心を自由に解き放つ体験を語る生徒たちの言葉に、先生は寄り添い、一つひとつにたいへん丁寧におこたえくださいました。そのやりとりはまるで、先生の作品に出てくる人物たちを思わせました。「作家の仕事は、声の小さい人の口元に耳を押し当てて、僅かに吐息のようにしてしゃべった言葉をひろいあげて書き写すこと」とおっしゃる先生の作品をもっと読みたいという感想がたくさん見られました。生徒たちは、本の一文字一文字をたどるように、先生や壇上の生徒たちから紡がれる言葉に耳を傾け、宝物のような時間を過ごしました。
講演会
高校Ⅱ年生を対象に法教育講演会がおこなわれ、最高検察庁の大口奈良恵検事、本校卒業生の鈴木雅美検事、法務省刑事局の光木春太検事をお招きしました。大口検事からは「刑事手続の概要と検事の仕事」、鈴木検事からは「桜蔭OGが語る検事の仕事」、光木検事からは「刑事事件での証拠収集と法律適用の在り方」についてお話をいただきました。
事実認定のシミュレーションでは検事の方も想定していなかった指摘が生徒からあり、大変盛り上がるとともに、認定の難しさとその重要性を実感することができました。OGの話にも興味深く聞き入っており、今後の進路選択においても大きな刺激となりました。
講演会
歌舞伎役者の市川青虎丈、市川笑野丈、市川右若丈、市川右田六丈をお迎えし、中学3・2年生対象に歌舞伎講座を開催しました。歌舞伎調の自己紹介に始まり、女方と立役の演じ分けの工夫、荒事の立ち回りなど、実演や映像を交え、生徒が理解しやすいよう現代風のアレンジも織り交ぜながら、分かりやすく解説してくださいました。
講演後の感想には、「これまで抱いていた歌舞伎のイメージが大きく変わった」「歌舞伎を生で観に行こうと思った」など、歌舞伎役者さんに惹かれ、歌舞伎の魅力に惹かれる生徒の姿がありました。